ARASHI BLAST in miyagi 0920 挨拶 - 駆け抜けた彗星

〈挨拶〉

えーみなさん、本日はどうもありがとうございました。楽しかった。
ARASHI BLAST in miyagiおいでいただいて、楽しんでいただけましたでしょうか。
僕らもめちゃくちゃ楽しかったです。
昨日も言ったけど、いつの頃からか僕らが足を運んで、どこかの街を元気にしたい。
漠然とそんな思いを抱いて、いつか形になったらと思っていました。
この度ご招致いただきましてまさに形になったこと、とても嬉しいです。喜びと共にご招致いただきました皆様、ありがとうございます。
こうやってまさに全国から、ともすれば世界各国から、うちわにもありましたが、あのー国の名前とか都道府県とか。
ここ宮城に、みなさんが来てくれなかったらコンサートにはならなかった。
本当にありがとうございます。
えー、ここ東北、宮城のみなさんにおかれましては、この場でよくわかったかと思います。
少なくともみんなには、僕らを介してこうして集まってくれる52000人の、これだけの仲間がみなさんについているということです。
…もう二度と、あんな悲しい思いはしたくないから。
僕らと、みなさんと、笑顔で共に未来へ進んでいけたらと思います。本日はありがとうございました。

えーみなさんありがとうございました。ありがとうございました。えー、宮城でこうやって8年ぶりにライブをやって、やっぱり間近で触れ合えるこの空間が素敵で、大事なんだなって思いました。3時間弱ですけど。
これからも宮城に足を運んで笑顔になってくれたらと思うし、みんなと察しれるコンサートが一番大事なんだな、と思いました。
僕ら嵐と、ずっと共に歩んでいきましょう。
ありがとうございました。

楽しかったですか？
（いぇーい！）

気持ちよかったですか？
（いぇーい！！）

僕のほうが気持ちよかったかもしれません。
挨拶で俺ら5人が5万5000人幸せにしてやるよって言ったけど、あれ超気持ちいいね（笑）
あんな気持ちいいことをMJは16年間やってたんだなって、実感しました。

（後ろから潤くんが映り込んでぺこり♡）

どこを見ても笑顔で、笑顔のシンクロ率が120%で、自分の中で幸せな空間でした。
一年が始まるときに軽い目標を立てていて、どんなことがあっても去年の自分に負けないようにって。
もう勝っちゃいました（笑）
3ヶ月残して勝っちゃいました。ありがとうございます。みなさんのおかげです。
これからもみなさんとひとつひとつ、一歩一歩、何事も諦めないで挑戦していく方針でこれからもいきますので、これからも嵐のことをよろしくお願いします。

いやー！ビール飲みたい！（笑）
帰り運転手の方ごめんなさいね。でも飲みたい！
大人になったんだなぁと思います。
昔は空を見上げるとか、そんなことよりゲームがしたくて。大自然の空気を楽しむとか無駄だと思ってました。
でも今はやってます。コンサート中も。
いいコンサートだなって思いながら。自分たちのコンサートですけど（笑）
当たり前に来るはずの明日というものが、あの日を境に環境や状況が変わって。
みんなの中の“明日”の価値観が変わったと思うんだけど。それは仕方ないんです。
あれだけ凄いことが起きてしまって…。
明日がいつも通りに来るって思ってたけど、来なかった。
それだけすごいことが起こったということです。
だから…今日の次、またやってくる明日に感謝しながら…また次の日を、次の日を、また次の日を迎えて。そしてまた僕らと一緒に今日を迎えて、思い出を増やせたらなぁと。そういうふうに思います。帰ります（笑）
今日も楽しかったです。ありがとうございました。
いつも通りの明日を、明日を今日にして迎えられるように、また一緒に幸せな時間を過ごしましょう。

二宮さんの挨拶が、本当に心を打つもので。
潤くんも思うところがあったのか、話し出すまでに少し時間がかかった。

えー、ありがとうございました。震災が起きてから、ずっと宮城でライブをしたくて。8年ぶりに宮城に来られて、本当に…本当に嬉しいです。久しぶりに会えた人もいるし、初めての人もいるだろうし、全国から来てくれたみなさんも本当にありがとう。すごく嬉しいです。
先日みなさんのおかげで、16周年を迎えました。

拍手。
なぜか潤くんも客席に向けて拍手をする。（笑）

本当にみなさんのおかげです。いろんなところから来てくれてありがとう。本当に感謝してます。
今日もこうやってステージに立たせてくれて。
2011年、震災すぐの頃、東北のみなさんに言ったことなんだけど…
みんな同じ空の下でつながってる。僕らがいる、ファンのみんながいることを忘れないでほしい。ひとりじゃないことを知ってほしい。
今日を迎えられることは当たり前じゃなくて。辛いとき、苦しいとき生き抜いてほしいって、そういう思いでいたら…同じ空の下に52000人と、みんなと過ごせてるのが本当に嬉しいです。来てくれて本当にありがとう。これからも共に、幸せな時間を過ごせたらと思ってるので…これからもよろしくお願いします。
ちょっとお願いしていい？みんなペンライト消してくれる？星がすげぇ綺麗なの。

今回のペンライトはサイリウムなので、みなさんどうしよう！どうやって消そう！とざわざわしつつ、服に隠したりバッグに入れたり。

わたしはバッグに入れた。

…サイリウムはしょうがないよねぇ

みんなそういうの消して、見てもらえたらと思います。

30.果てない空

本編最後の曲。
これがやりたかったんだな、と。
空を見上げたら、泣きそうになった。

あのときの星空は、本当に本当に綺麗だった。
あの瞬間だけは、ずっと空を見ていた。

一筋の光が嵐を照らして、サビで夜空へと続いていって。
光が消えていくのを見ながら、ずっと泣きそうなのをこらえていた。

果てない空、正直あの年に披露されたとき泣いてしまってから苦手だったんだけど。
思い出の上書きではないけれど、心に残る曲になった。

きっと、空へも届いていたと思う。